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絵の具"みたいに"遊ぶ - IROMIZU film like watercolors [デザインのあれこれ - Design]

空間にも色をたくさん使うのが大好きな、某フランス人建築家が、『東京に住んで色がいっぱいあふれていたから、色が大好きになった』と言っていた。

そうなのでしょうか?日本よりフランスの方がよっぽどカラフルな気がするのは、私だけでしょうか?所違えば、人が違えば、いろんな考え方があって、まさに十人十色。

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私は最近色でこそこそと遊んでいる。それは、ミニマルな日本にぴったりの絵の具系フィルムです。

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今度上海にオープンさせようと頑張っている店舗に、カッティングシートがいるな〜と、中川ケミカル営業の方にサンプルを届けてもらったのがきっかけ。現在切り売りでハンズでも一般向けに販売している、IROMIZU(イロミズ)という半透明のカッティングシート。去年発売されたそう。

私は頭をクリアにしたいとき、透明感のある空間や空気、場所を求める。

芸大時代から妙に透明感のあるものが大好きで、いや、もっと前、小さい頃からガラスでできた小物を集めるのが好きな子だった私は、どっしりと向こうが見えないボリュームより、ちょっと透けてるもの、向こうが見えるものを好んだり、油絵の具のもってりとしたものより、水彩絵の具を地味に重ねたり、スプレーにはまって何度もアクリルの上に塗り重ねたりと、何かアイディア出したい、リフレッシュしたいとき、透明なもので活動する癖がある。

IROMIZUは、12色相×3階調と白・黒×3階調の計42色から成る、カラークリスタルのような美しいシート。かさね合わせて貼ることで、絵の具のように色を混ぜたりできるのが特徴。フィルムで、シートだけれど存在が消えるから、純粋に透明で、本当に色水みたいに空間に色付けできる。

iromizu02.jpgもらったサンプルもフル活用で、街並と組み合わせたりして遊んでいます;)

しかし気になるのはその素材・・・

いまや店舗などの表示、装飾には欠かせないものですが、主原料は燃やすとダイオキシンのもとになる塩化ビニール。現在代替の素材を仕様したりゴミになってしまう部分のシートをリサイクルしたりと取り組みがされているようですが、賛否両論で、やはり楽しみとはいえ、人間がものをつくると何かが残って・・・と繰り返されていくのだけど、表現の幅がひろがるカッティングシートなので、創られてよかったなとも思う、なんとも微妙な人間の文明活動・・・

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