幸せの公式 - A happy Formula from Buddha [わたくしごと - My diary]
ある方に、『幸せ』と『幸福』という言葉をインターネットで検索してみてください。と言われ、やってみた。結果は、幸福、googleで約151,000,000 件、yahooで約508,000,000 件。幸せ、googleで約58,100,000 件、yahooで320,000,000件。
実にたくさんの人が『幸福 Happiness』や『幸せ Happy』のために日々悩み、頑張って生きている。そんな人間の幸せの公式が今日のテーマです。
→応援お願いします。
私の住んでいるお寺は、浄土真宗 興正派のお寺。土曜日に年に一度開かれる、聞法会（もんぽうえ）に参加したときの、聞法のタイトルが、『幸せって何だろう？』。そこで、幸せについて考えた。
幸せとは、今よりも、良い気分になった時に起こる状態のこと。
幸福（こうふく、Happiness）とは、自ら満ち足りていると感じており、安心している心理的状態のこと。
人はそうなるためにどうするのだろうか？
今から２０００年以上も前に、ギリシャのアリストテレスは、人が幸せに生きるには『中庸（ちゅうよう）』が大事である、と言ったそうだ。『中庸』とは、簡単にいうと真ん中ということ。すぎず、少なすぎず。大きすぎず、小さすぎず、何事もほどほどに、ということ。
『吾唯足ルヲ知ル』という言葉がある。これは、「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という禅問答の言葉で、京都の龍安寺の知足の蹲に彫られていることとしても有名。
これらの言葉には共通点がある。
何故共通点があるのかと言えば、人間の幸せ＝ 充足 ÷ 欲望 であることが関係している。欲望があって、それが満たされると、すぐにもっと上の欲望が出てくる、それが人間。それは、終わる事はないから・・・確かに、小さなものから大きなものまで欲がないなんて言うと、嘘になる。
でも、ブッダの世界では、幸せ ＝ 知足 ÷ 少欲 なのだ。仏様は、お腹がすいて、想像すると目の前に美しいお皿に盛りつけられた様々なお料理がさっと現れて、それを食べることができるのだそうだ。でも、仏様は、それを見ただけで満足、お腹がいっぱいになるので、それを召し上がらないのだそうだ。
それは、イマジンの世界だけれど、これが、『吾唯足ルヲ知ル』の考え方と関わってくる。
人間も、幸せになるためには、満足することを学ばなければならない。それは、自分なりの『幸福論』を追求すること。ある著名な作家が言いました。“私たちの時代に失なわれてしまっているのは「幸福」ではなくて、「幸福論」である”と。
つい日常うまくいかないことがあるといらいらし、もっとこうならいいのに！と考えてしまいがちだけど、そんなときこそ、『幸福論』を思い出そう。秘訣は、何事も、他人とも自分を比べないこと。
たまには聞法する休日もいいものです。
→応援おねがいします。
Imagine！
Man's happiness formula is
『Fullness ÷ Desire = How happy you are.』It'll never end, because the desire will be much more, as soon as after you have got fullness for your present desire.
Buddha's happiness formula is
『Be contented ÷ Less desire = How happy Buddha is.』
He/She who knows enough is enough will be always happy in Taoism (ZEN). Do not compare you with anyone. That's the way to live in peace. I learned that every minutes in my life here at my father's temple.
実にたくさんの人が『幸福 Happiness』や『幸せ Happy』のために日々悩み、頑張って生きている。そんな人間の幸せの公式が今日のテーマです。
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私の住んでいるお寺は、浄土真宗 興正派のお寺。土曜日に年に一度開かれる、聞法会（もんぽうえ）に参加したときの、聞法のタイトルが、『幸せって何だろう？』。そこで、幸せについて考えた。
幸せとは、今よりも、良い気分になった時に起こる状態のこと。
幸福（こうふく、Happiness）とは、自ら満ち足りていると感じており、安心している心理的状態のこと。
人はそうなるためにどうするのだろうか？
今から２０００年以上も前に、ギリシャのアリストテレスは、人が幸せに生きるには『中庸（ちゅうよう）』が大事である、と言ったそうだ。『中庸』とは、簡単にいうと真ん中ということ。すぎず、少なすぎず。大きすぎず、小さすぎず、何事もほどほどに、ということ。
『吾唯足ルヲ知ル』という言葉がある。これは、「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という禅問答の言葉で、京都の龍安寺の知足の蹲に彫られていることとしても有名。これらの言葉には共通点がある。
何故共通点があるのかと言えば、人間の幸せ＝ 充足 ÷ 欲望 であることが関係している。欲望があって、それが満たされると、すぐにもっと上の欲望が出てくる、それが人間。それは、終わる事はないから・・・確かに、小さなものから大きなものまで欲がないなんて言うと、嘘になる。
でも、ブッダの世界では、幸せ ＝ 知足 ÷ 少欲 なのだ。仏様は、お腹がすいて、想像すると目の前に美しいお皿に盛りつけられた様々なお料理がさっと現れて、それを食べることができるのだそうだ。でも、仏様は、それを見ただけで満足、お腹がいっぱいになるので、それを召し上がらないのだそうだ。
それは、イマジンの世界だけれど、これが、『吾唯足ルヲ知ル』の考え方と関わってくる。
人間も、幸せになるためには、満足することを学ばなければならない。それは、自分なりの『幸福論』を追求すること。ある著名な作家が言いました。“私たちの時代に失なわれてしまっているのは「幸福」ではなくて、「幸福論」である”と。
つい日常うまくいかないことがあるといらいらし、もっとこうならいいのに！と考えてしまいがちだけど、そんなときこそ、『幸福論』を思い出そう。秘訣は、何事も、他人とも自分を比べないこと。
たまには聞法する休日もいいものです。
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Imagine！
Man's happiness formula is
『Fullness ÷ Desire = How happy you are.』It'll never end, because the desire will be much more, as soon as after you have got fullness for your present desire.
Buddha's happiness formula is
『Be contented ÷ Less desire = How happy Buddha is.』
He/She who knows enough is enough will be always happy in Taoism (ZEN). Do not compare you with anyone. That's the way to live in peace. I learned that every minutes in my life here at my father's temple.
- 作者: 寺山 修司
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/02
- メディア: 文庫
生き甲斐なんて必要ない―ひろさちやの仏教的幸福論 (青春文庫)
- 作者: ひろ さちや
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 文庫
- 作者: ひろさちや
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/01/29
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
ayu さん
小さい頃から誰に似たんだか？と言われていた私はお寺生まれです。
京都の某芸大で環境デザインを学んだ後、“環境”という言葉の大きさに引き込まれ、純日本の暮らしを離れイタリア・ミラノはドムスアカデミー留学を決意・・・
ビジネスデザインで修士を取得し帰国後、現在関西を拠点に、ブランドマネジメントやマーケティングリサーチ、デザインプランニングなど活動をしています。
最近は環境プランナーも見習い中。
興味のある方、イタリア留学時のブログは→こちらから*
都市とか建築が好きで、いろんな文化との出会いを求めて国内外どこでも旅が好きです。自分のために、周りのために、地球のためにも、“自分らしくいること”をこころがけています* その日々の気づきを日記にしています。
↓My English Profile Link*
京都の某芸大で環境デザインを学んだ後、“環境”という言葉の大きさに引き込まれ、純日本の暮らしを離れイタリア・ミラノはドムスアカデミー留学を決意・・・
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最近は環境プランナーも見習い中。
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参加中です ^_^
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プランニングプロジェクトを実践中の設計事務所
→URBAN GAUSS
環境プランニング見習い中、大阪のエコデザインのNPO
→ECO DESIGN NET WORK
思い出のミラノのデザイン学校
→DOMUS ACADEMY
ミラノの知恵の泉。リサーチプロジェクトもご一緒しました。
→FUTURE CONCEPT LAB
東京・目黒とミラノで活躍中の建築家さんの blog 以前サローネでお世話になりました。
→ソラコラム そらまめ
ミラノ在住時の旧 blog
→Lost in Translation Milano*
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赤松先生のお話めっちゃ良かったなぁ！
本買おうかと思ってるねん。
「少欲」やで。
by のん (2009-06-30 21:31)
テンキュウ。
昨日なんか、人と『比べない』を『比べる』ってタイプしてたわ。最悪。あほやな。確かめないと恐いね。
by ayu (2009-07-01 11:52)