雨だけど北浜テラス - KITAHAMA terrace in the rain

現在大阪では水の都をアピールすべく、水都大阪2009のイベントが開催されている。水に縁のあるスポットにいろいろと展開するイベントには、たくさん友人も参加しているのだけれど・・・全然時間がなさすぎて全然行けない・・・

ところを、時間をつくってみたところ、残念ながら雨だった・・・近頃雨がなかなか降らなかった関西エリアだけれど、久々の雨、ということは誰か雨女なのでしょうか？？私？




いえ、違うと思います。




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晴れていれば、北浜では3店舗のお店が土佐堀川に川床をつくって北浜テラスを展開中ですが、満席ということで、残念ながら予約を室内にしていたところ、雨が降ったので不幸中の幸い雨の中之島を窓越しに見ながらお蕎麦をいただいてきました。このお店がちょっと変わってて面白かったのでレポート。写真は難波橋のライオン。雨の日は寂しそう。

店内は、大きなテーブルとカウンターのみのこぢんまりとした空間になっていて、中之島の方に大きな窓が。何組かのお客さんがみんな相席で一緒にご飯を食べる空間は、面白かった。こちらのお店の特長的なのは挽き方にいろいろあって、十割を基本に、ひき割り、玄びき、合わせ、胡麻切りなどがあって、毎日２つをセレクトして打ってるのだそう。この日はひき割り、玄びきだったのだけれど、無口なご主人がせっせとお一人でお料理している。

ご主人も奥様も大阪らしからずとっても静か。お料理を聞いてくれたり、運んでくれたりするのは奥様だけれど、とってもおっとりしている上に天然（？）なので、『お蕎麦は隙を見て打ちますので。』と言われた瞬間はわからなかったのだけど、なんで隙を見て打つのだろう？？私たち関西人は、というか私の周りはおうどんが大好きなので、お蕎麦にはあまり詳しくないというか興味がないので、もしかして打ち方だったらびっくりですが・・・

そして、お蕎麦の種類も、少し雨で冷えたので、あたたかいお蕎麦を注文したのに、注文したお蕎麦が切れてしまったので別ので、と無理矢理冷たいのにされてしまったり、と、謎が多いお店。

お商売っ気があまりなく、本当に隠れ家的。テーブルにも怪しげなおもちゃがたくさん。無口なご主人の密かなこだわりが伝わる。大阪でこだわり蕎麦をやるのにも何か静かなワケがありそう。

私は雨女ではない。水都のイベントをちょっと見に行く頃には、雨が上がっていつもと違う中之島が・・・難波橋は何気にガス灯が入って、きらきらしすぎないところが◎。

晴れているときにぶらっとまた来てみよう。



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