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他力本願という意味 [わたくしごと - My diary]

最近、"他力本願な人多くないですか??"とか、"私ほんと他力本願なんで〜。自分では何もやってないんですよ〜。"なんていう言葉をよく耳にしませんか?そういう他力本願って、実は私は納得できない[むかっ(怒り)]

他力本願の語源・由来とは・・・

『自分では何もせず、他人の力に頼って事をなすこと。他人任せにすること。』

のように一般的には思われていて、実際使用されている。

その他力本願とは、私には実はとても身近な言葉。これは、浄土真宗の親鸞聖人によって広められた仏教用語で、『他力』は自力の反対語とされているが、大切な事は、それは『仏(阿弥陀仏)の力』であること。自力=自分の力、他力=仏の力、なのだ。

また、本願は、仏自身が立てた「願」であって、その願いで人々は浄土へ往生することができるとされる考え方のこと。

それは、往生のときだけに適用されるものではなく、今この時にも働き続けていると解釈されている。

小さいころ、祖父のお説教で、自分たちが『生きているのではなく、生かされている』ということを何度も聞いて強く印象に残っている。それは、みんな生きるためには命のあるものを食べたり、何かに利用したりしているわけで、だからこそそれをきちんと認識し生きること、ベジタリアンになることをうちではをすすめないのも、そういった考えからその自然の摂理と、自分の命に感謝しながらしっかりと日々を過ごすことを意味している。

この考え方は、ある意味とてもユニバーサルで、自分が世界中どこにいても意識できる。ものをつくる仕事に関わっていると、商品をつくればその分いろんなものが使われて製品ができてきて、それが消費されて・・・ということが実感できる。それは、遠かれ近かれ、環境問題を意識することやナチュラルライフ、みたいなことにも繋がっているんじゃないかなと感じる。

私のモットーの『どこにいても自分らしく』は、じぶんらしくあることで、自然の摂理とか他人との関係性とかをきちんと確認することを忘れないように、ということにも繋がっている。

この『他力本願』は、本当は自分の意識レベルをはかるもの。結構いい言葉なんですよ。

こんな時代だからこそ、自分にできることをしっかり意識して、それと周りと、大きく地球まで意識できるように日々暮らしたいものです[手(グー)]

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タグ:仏教
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