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建築と都市のあれこれ - Urbanism ブログトップ

大大阪 未来への建築 - Modern Building in Osaka [建築と都市のあれこれ - Urbanism]

mengyou05.jpg昭和初期、ある企業の社長の遺族から贈られた100万円と関係業界からの寄付50万円、合わせて150万円(現在の75億円に相当)という莫大な民間のお金で建設された建物が大阪にある。大阪は近世以来、豊かな経済力で、モダンで活力ある文化を培ってきた。その支えとなったのは、商業・紡績・鉄鋼など、あらゆる産業に関わる民間のひとたち。

そんな時代、大阪に数々の名建築が生まれた。三休橋筋に面して建つこのモダンビルヂングはその名建築を代表する建物。この混沌とした時代に、かつての『豊かさ』とその目に見えない大切さを思い起こさせてくれるもの・・・

そんな大阪を、かつて『大大阪』と呼んだのだそうです。

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空と海の駅 - Kansai International Airport [建築と都市のあれこれ - Urbanism]

レンゾ・ピアノという建築家がいる。

建築に興味を持ち始めた頃から、そして将来建築家には絶対にならない、と思い直し、別の道に進んでからも、ずっと好き。

好きです[ぴかぴか(新しい)]

kix02.jpg私にとって一番身近な彼の建築は、関西国際空港

彼がジェノバ出身ということも、遠かれ近かれ関西空港を手掛けたきっかけなんではないだろうか?と最近思う。なんか大阪の海辺の街の色が、ジェノバのイメージの色に似ている気がする。といっても、大阪は殺風景、ジェノバはなんだか雰囲気のいい港町、みたいなかんじだけれど。でも、持っている空気感みたいなものが似ている気がして・・・

いつも海外に飛ぶ前には関西空港を利用するので、私にとって空港は意外な至福の時。そしてまた、ここから旅立ちます。

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アジアの中のヨーロッパ - Europe in Asia [建築と都市のあれこれ - Urbanism]

german_qingdao01.JPG大学生の頃、ボストン(アメリカ)に短期留学した時の、住宅街を彷彿とさせる風景が広がっているのは、青島がドイツに支配されていた頃の名残。クライアントの幼い頃の思い出は、ヨーロッパっぽい家並みと、海なのだそうだ。ヨーロッパの国々がこぞってアジアに進出していた頃の記憶なんて私にはないけれど、彼の住む香港も、つい11年前まではイングランドだったわけで・・・

ポルトガル領だったマカオをも含め、そういった歴史は都市の中にいろんな景観を残している。ドイツは青島に何を残したのでしょうか??

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タグ:中国 旅行 青島
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アラ還 建築家たちの上海ナイト - Shanghai night [建築と都市のあれこれ - Urbanism]

日記を書く暇もなく、この2週間一体何をしていたのか・・・?

世界で今一番変化している街に滞在、プレゼンの準備などに日々追われて、すっかり不健康生活を送っていたのでした。日本に帰ってきたからには、また摂生していきます[いい気分(温泉)]

shanghai.jpg上海に長期滞在する外国人は年々増えているそうで、特に、上海市を訪れる外国人年間約160万人のうち日本人はその3分の1を占め、長期滞在する日本人は約1万人を超えるそう。そんな上海の10年前を知る、今回の旅をご一緒した日本の建築関係の重鎮たち・・・彼らに言わせれば、この10年間上海は、地球のどの都市の歴史を見ても、稀なものすごいスピードで発展を遂げたのだそうだ。




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タグ:旅行 上海 夜景
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水の都 大阪 - Osaka as a Water metropolis [建築と都市のあれこれ - Urbanism]

「江戸の八百八町」。

「京の八百八寺」。

東京は町が多く、京都は寺が多い。ではでは・・・

naniwa03.JPG「浪華の八百八橋」、大阪は橋が多いというわけです。













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大阪キタのマイナスイオン - "Minus Ion" Landscape in Osaka [建築と都市のあれこれ - Urbanism]

ひさびさにゆっくりと大阪キタエリアを訪れたのは、大学時代の友人に会うためだった。イタリアにいる間にどんどん変わってしまったこの辺りは、その後もさらにどんどん進化し、今も北ヤードプロジェクト進行中。地下でいろいろと繋がって、すっきりした。道頓堀とか吉本とかに代表されるエリアは大阪ミナミ。

今日本はどこに行ってもなにかと標準レベルっていうのが決まっている気がしている。すっきり・洗練された・シック・素材感のあるデザイン・・・特にキタは美しくなってっきてはいるものの、味気がなくなってきているのは事実な気がする今日この頃・・・でも、ミナミのものすごく雑多なかんじと比べれば、大阪には香港とニューヨークが地下鉄で行き来できてしまうような感覚が味わえると言ってもいいんじゃないか、と思う。もちろん、もっと個性的な場所もあるので、市内だけでもっといろんな雰囲気が味わえる。まぁ、都市のエリア性ということでいえば、大阪に限ったことではないのかもしれないけれど・・・

大阪市北区の梅田貨物駅南ホーム(西梅田貨物駅)を再開発してつくられた超高層ビル街をガーデンシティという。各ビルは、地下歩行者道路『ガーデンアベニュー』によってつながっていて、地下鉄駅直結となっている。地下ハービスの前で待ち合わせをすると、地下鉄四ツ橋線・西梅田駅の改札を出たら、水の音と涼しい風が吹いてくる。それは、幅100mほどの『水音のエントランス』というランドスケープデザイン。今の季節は特に、ほとんど通勤途中の人がいないときに訪れると、とてもすっきりとしているため、一層気持ちのいい風が吹いてくる。意外な癒しスポット。柱の赤が気に入らないのだけれど・・・

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昨年夏オープンしたBREEZE BREEZEは、なかなか脚が向かないものの、実はIngenhoven(インゲンフォーフェン)というドイツのサステイナブル建築家が、その複合施設であるBREEZE TOWERの設計を担当したという。さすがドイツ・・・かつて訪れた街の中でベルリンが私の空気に一番合っていた、と勝手に思っている。うわさによると、この設計チームは自分たちのチームの働く環境をもデザインの一部としてチームの状態などもものすごくサステイナブルにコミュニケーションを取っているらしい。この建築は2008年度のCASBEE(建築環境総合性能評価制度)大阪において、CASBEE OF THE YEARになっているそう。

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太陽光パネルの設置はもちろんのこと、内部はものすごく自然光がきれいで快適。環境負荷の少ない素材も利用して建てられ、駐輪場は壁面緑化で、ヒートアイランド対策。冬にちらっと来たときより茂っていた[ぴかぴか(新しい)]

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Around the area called KITA means North in Osaka, is a place where has a rash of construction these years. Also I can hear that it's the last place for city development in Japan, because the developable space in the metropolis has become less and less in Japan.

There is a sustainable architecture called "Breeze Tower" which is a complex facility opened in 2008. It's planed by "Ingenhoven Architects" from Germany, and they're developing many sustainable & ecological architecture projects all over the world. They're also associating their office enviroment sustainability and trying to control the communication way as a part of design. I love this concept! The building applies some ecological system in the building such as solar panel, green wall parking, and recycle materials.

Including a Breeze Tower, we can call Garden City around this area. We have many landscape design spots following the underground passage. When you come closer to the Harbis building, you can hear the sound of a waterfall.

These are the places to take shower of minus ion in Osaka.
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